スプマンテの醸造方法はまず、大きく分けると、人工的と天然の二種類の方法があります。
スプマンテは発泡性のワインです。
この泡の正体は、二酸化炭素で、人工的な方法というのは、ベースとなるワインに、二酸化炭素を注入したものです。
一方、天然の方法とは、ベースとなるワインを再発酵させて、自然に二酸化炭素を発生させるものです。
さて、この天然の方法にも、三種類の方法があり、その一つがメトード クラッシコです。
または、メトード シャンペノワーズ(シャンパーニュ方式)とも言います。
他の二つは、メトード シャルマとシステマ マローネ チンザーノですが、
システーマ マローネ チンザーノでの醸造はあまり行われていません。
メトード クラッシコとメトード シャルマの差は、ベースとなるワインの再発酵の方法にあります。
メトード シャルマでは、ベースのワインを大きなコンテナに入れ、再発酵させますが、
メトード クラッシコではワインボトルに入れ再発酵させます。
その結果、メトード クラッシコでは、よりきめ細かい泡立ちやより良い香り、口当たりのスプマンテが出来上がる訳です。
さて、イタリアには、Istituto Talento Metodo Classicoという団体があり、
この団体の加盟者は、「メトード クラッシコでスプマンテを生産する際、
ピエモンテ、ロンバルディア、トレンティーノ アルトアディジェ、ヴェネト、
フリウリ各州のDOCG又はDOC地域で生産された、
シャルドネ種、ピノネーロ種、ピノビアンコ種のぶどうのみを使う」という決まりがあります。
その他にも色々規則があり、その結果、上記地域のスプマンテ メトード クラッシコは、いずれも高品質のものとなっています。
イタリアのその他の地域でも、メトード クラッシコによる、スプマンテは作られていますが、
ぶどうの品種は、上記の三種類に限らず、地域性豊かなものが見受けられます。
スプマンテには、白とロゼがあります。
また、糖の含有量を示す言葉、(Brut、Secco等)がエチケットに表記されています。
(一覧表はこちら。)
機会があったら、是非、メトード クラッシコをお試しください。
その時は、芳香と泡立ちが長く楽しめる様、フルート型のグラスでお召し上がり下さい。